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フィラリアのお話(part3)

►2009/05/30 00:23 

前回からまた随分と間が空いてしまいましたが><

お待たせしました(?)フィラリアシリーズ第三弾です★

第一弾,第二弾では、「フィラリアとは」「フィラリアのライフサイクル」「予防」に関してお話してきましたね。

今回は、投薬前の検査について、書いていきたいと思います♪是非最後までお付き合い下さい><





◆投薬前の検査

前回のフィラリアに関する記事(こちら)では、予防に関してのお話を書きました。このフィラリア予防薬は動物病院で処方してもらうことができますが、しかし、ただ病院に行っただけで簡単にお薬がもらえるわけではありません。


今の時期、私の勤める病院も含め全国の動物病院が大忙しなのは、毎年フィラリア予防薬の投薬シーズンが始まる前に、血液検査を行う必要があるからです。

それが何の検査かと言えば、フィラリアが心臓に寄生していないかどうかのチェックを最大の目的とした検査です。

私の病院では前年にきちんと予防を行っていても、できるだけこの検査を行って頂くようにしています。それは、もしフィラリアが心臓に居た場合に予防薬を飲ませると、ひどければ致死的な副作用が起こる可能性があるからです。(病院によっては、前年の予防をしっかり行っていれば検査を行わないところもあるようです)。


でも飼い主さんによっては、前年にしっかり予防薬の投与を行っているので検査なしでお薬だけ下さい、という方ももちろん居ます。
ですがきちんと投薬したつもりでいても、絶対投薬漏れがないとは言い切れません。(毎月予防できていれば、感染してしまうなんてことはめったにあることではないですが)例えば飼い主さんが見ていないところでこっそり薬を吐き出してしまっていたり、体調不良でお薬がきちんと消化吸収できていなかったり。また、予防薬は体重ごとに処方量が変わりますので、予防薬が病院から処方された後に大幅に太ってしまった子は、お薬の投薬量をもっと多いものにするべきなのに足りなくて、きちんと予防しきれていないこともまれにあります。

また、うちの病院でもそうなのですが、フィラリアの検査のために採血した血液で、同時に簡単な健康診断を行う病院もあります。わんちゃんにとっての一年間は、人間では4年に相当すると言われていますから、4年に一度の簡単な健康診断なら受けて損はないですよね☆



ですが、この検査、子犬ちゃんだけは受ける必要がありません。

もちろん子犬であっても条件さえ揃えばフィラリアには感染します。なのになぜ検査が必要ないのか…それにはまずフィラリアのお話(part1)でお話した、フィラリアのライフサイクルをおさらいしてみましょう。

フィラリアは蚊から犬へとうつると、2~3ヶ月は皮下~脂肪組織に居ます。その後血管内に侵入し、3~4ヶ月ほどかかって心臓に到達すると言われています。そしてそこで子虫(ミクロフィラリア)を生むようになるまでさらに1~2ヶ月ほど。
結局、蚊に刺されることによってフィラリアが体内に侵入してから、それが成長してミクロフィラリアを生み出すようになるまでトータル7~8ヶ月。この頃にならないと、検査しても感染しているかどうかがわからないので、大体生後7ヶ月齢くらい(←これは病院によって多少異なります)までは検査する必要がないんです。


もっとわかりやすく、例を挙げてご説明しますね。
例えば、去年の12月末に生まれた子犬ちゃんの場合、今現在(五月末)はちょうど5ヶ月齢。冬の気温の低い12~4月までは蚊の活動時期ではないと考えられますので、万が一4月に今年初の蚊に刺されてフィラリアが体内に侵入してきていても、2ヶ月ほどしか経っていないのでまだ子虫は皮下~脂肪組織に居ますよね。ですから今は検査なしでもお薬を飲めば大丈夫なんです☆

今年4月初めに生まれた子犬ちゃんの場合、5月末には約2ヶ月齢ですよね。この場合、使用する予防薬によって処方可能な最少齢が異なりますし、病院にもよると思いますが、獣医師との相談を前提として、基本的には投薬可能になるはずです。もちろん検査は必要ありません(^^*)






では、今日はこのくらいにしておきましょう☆
今回は数字が出てきてなかなか分かりづらい内容になってしまってすいません><
またまた次回へつづきます~♪

(次はもう少し早いペースで記事アップできるように頑張りま-す)




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テーマ : ペットの健康・病気・怪我 - ジャンル : ペット

飼い主さんたちへComment(4)Trackback(0) | Top ▲

コメント

よぅこさん♪
うんうん。。。
なんだか、やっぱり人間もですけど
健康診断は本当に大切だなって。。。
病気は犬も人間も同じで
やっぱり受けて損はないですよね。。。
めんどくさがって行かない人もいますけど、
自分は大丈夫って行かない人もいますけど、
やっぱり検査はうけていきたいなって
思いました!!!


No:87 2009/05/31 21:32 | じゅん #-URL編集 ]

>じゅんさん

そうですよね、病気は予防はもちろん、早期発見、早期治療が一番ですからね(^^*)

私も仕事をするようになって最近、もっと健康については気を遣わなくてはいけないな、って考えるようになりました。まだ具体的な行動には移せずにいますが。。笑

一日一日を大切に過ごすことを忘れがちになると、どうも健康に無頓着な生活になりやすくなってしまいます><お互い気をつけましょう(;´`)9”


No:89 2009/05/31 23:17 | よぅこ #-URL編集 ]

フィラリアの検査の前は血液検査も必要なんですね~、
万が一を考えての事前検査ですね。
でも大切なことですよね。うんうん!
ウチも年に一度のワクチンの時に血液検査もしてもらってます。
言葉が話せないペットには
人間以上に大切かもしれませんね。

よぅこさんの話、すごく分かりやすくて
勉強になります。
今日もまた「へぇ~ほぉ~」言ってばかり(^▽^;)

わっ!よぅこさんリンク貼ってくれたんですね!
ありがとうm(_ _)m
私も是非リンク貼らせてください!!


No:90 2009/06/02 13:11 | kobaboo♪ #-URL編集 ]

>kobabooさん

そうなんです、もし予防のためのお薬で逆に万が一のことがあったら、大変ですからi-201
なので私の病院では、それでも検査なしでフィラリア薬の処方を希望するオーナーさん(飼い主さん)には、必ず承諾書へのサインを頂いています。

本当ですか??わかりやすい、って言ってもらえてすごく嬉しいです(*>ω<*)
これからも動物と暮らす方向けにわかりやすい情報を提供して行けたらなぁって思っていますので、よろしくお願いします(・∀・)

リンク、勝手に貼ってしまってすいませんでした(・・;)よろしくお願いします(。・ω・)ノ゙


No:91 2009/06/03 00:43 | よぅこ #-URL編集 ]

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