看護師最終日。
…明日までなんです。
半年間、あっという間でした…。
乗り越えなきゃならないことは、これだけじゃない。
辛いことが続くけど…泣いてばかりいられない。堕ちてばかりいられない。
とにかく、明日の体調が崩れないことを祈って。
そして全ての人に、心からの感謝を。。
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…明日までなんです。
半年間、あっという間でした…。
乗り越えなきゃならないことは、これだけじゃない。
辛いことが続くけど…泣いてばかりいられない。堕ちてばかりいられない。
とにかく、明日の体調が崩れないことを祈って。
そして全ての人に、心からの感謝を。。
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月初めから仕事が始まり、今日は二回目の休日です。
私の務める動物病院は年末年始以外はほぼ年中無休で診療しています。田舎にあるのですがw、病院の規模はスタッフ数が30人前後と結構大きく、いくつかの病院に実習に行ったことのある私の目から見ても、医療設備はかなり整っています。
以前部屋を探しに来た時お世話になった不動産会社の方の話では、周辺で動物を飼っている人はほとんどがうちの病院に行くらしい、という話も。
そして実は今の時期、動物病院は年間で一番忙しい季節。
ちょうど今の時期が狂犬病予防接種やフィラリア検査のシーズンで、そのついでに年一度の混合ワクチンを、という方が非常に多いんです。(ただし、基本的に狂犬病ワクチンと混合ワクチンの同時接種はNGなので、少し時期をずらしてもらいます)
狂犬病の予防接種もフィラリア予防の投薬も、混合ワクチン接種も、とても大切なもの。それらが必要となる動物を飼っている方には、必ず受けさせて頂きたいなぁと、獣医療に携わる者としてつくづく思います。
もちろん、もともとの病気や体質などの関係でワクチン接種できない子たちも中には居ますが><
私は昨日から先輩看護師さんと一緒に、ある感染症の猫ちゃんたちの管理の担当を任されました。
それは感染力・致死率共に非常に高い怖い病気。ですから隔離室で管理し、消毒も徹底的に行います。担当の看護師は、その日他の猫ちゃんたちには触れられません。
ワクチンを接種していれば防げたはずの病気。ワクチン接種をさせていない多頭飼いのお家では、一頭が感染症を発症した場合、いっきに全滅してしまうこともありますから、本当に怖いんです…。
お家の中だけで飼っていても、ウイルスは何かに付着して運ばれることもあるし、何かの拍子に脱走してしまい、そこで病気をもらってきてしまう子だっています。
ぽんずも、拾った時にはすでに猫白血病に感染していました…ワクチンさえ打っていれば予防できた病気なのに。腎不全も、白血病が原因だった可能性が高いんです。。
なんか暗い話になってしまいましたが
病院での話に戻りますが、今年看護師としてうちの病院に就職したのは私を含め、3人☆
同い年の女の子と、一つ下の男の子。
同い年の女の子も私と同じく動物看護を勉強してきた子で、話も合うので仲良くなれそう(・∀・)
男の子は訓練の勉強をしてきた子みたいですが、うちの病院では唯一の男性看護師です。
先生たちも先輩看護師さんたちもトリマーさんや受付さんたちも、いい人たちばかりでみんな仲良し。これだけの多人数では珍しいと思います。
そしてなにより、ベテランの先輩看護師さんたちのレベルが非常に高いので、それを目標として頑張っていきたいなぁと思っています
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今日は私の学校でのお話を。
私は動物看護の勉強をメインにしていますが、並行してトリマーや家庭犬訓練士などの勉強もしています★
ちなみに今日は週一回の美容実習の日。
美容実習では、実際に一般家庭からお借りしたわんちゃんが割り当てられ、シャンプーブロー、爪切りや耳掃除、犬種によってはカットを行い、最後は美容科の三年生や先生にきちんと仕上げてもらって、その子を飼い主さんにきちんとお返しできる状態にするまでがその日1日の課題です。
私は今日マルチーズのペコちゃんを一人で担当
いつもは後輩と二人組になって行ったり、途中から美容科の三年生のコが手伝ってくれたりするのですが、今日は久しぶりに一頭のわんちゃんを全て自分一人でカットし、最後は先生に仕上げてもらいました。
せっかくなのでbefore→after(笑)
*カット前*
*カット後*
頑張ったかいあって、さほど先生の手直しが入ることもなく、しかも「顔すごく可愛く切ったね」と褒めて頂きました(。・ω・。)ゞウレシイ
まぁ、トリミングを専門で勉強している美容科さんにはまさか敵いませんし、時間ももっと早く仕上げられればさらにいいんですけどね。
で。
本当は美容実習が終了次第、その日の授業は終了なのですが…
私は三年生なので、看護科教室に戻ってからまだお仕事が(^_^;)
そしてその仕事の後、今学校がある研究機関に協力して行っているらしい研究のため、学校犬の採血のお手伝い。
一年生に保定(動物が動かないように押さえること。簡単そうに見えて、かなりコツが必要★)と駆血(血管が浮き出るように、血流を一時的に止めること)してもらって採血。
実は犬の採血って結構楽しいんです。私は結構好きwww
でも普段は同級生に保定駆血してもらうことがほとんどなので、まだ不慣れな一年生に保定してもらうのは私もまだうまくリードできません(>_<)でもとりあえず割り当てられた二頭、無事に血液を採ることができました★
きっと就職してからは、採血は獣医師の先生に行ってもらうことになると思うので、こういう経験は学生のうちだけかも知れません。
さて、明日は終業式。もう冬休みに突入です
でも結局卒論の研究などなんだかんだで、しょっちゅう学校に行くことになりそうな、学生最後の冬休みです(。・x・)ゞ
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突然ですが
今日11月15日はポセちゃんの生みの親である慎さんのお誕生日です★
今年で25歳になられるということだそうで、おめでたいですね(*^∀^*)
この場を借りて、慎さんおめでとうございます
ちなみに同事務所所属のシンガーソングライターの聖-satoshi-さん(ケータイはこちら)は同い年の誕生日も十日違いの11月25日なんだか運命的なお二人です^^
そうそう、聖さんといえば、
チケット販売のキョードー東京のHPで、おすすめCDとして聖さんのCDが現在紹介されています
こちらの右下に、しっかりと聖さんのBLUEのミニアルバムが載ってますね
しかしまだ手売り&手焼きの1000円のCD。インディーズでもまだデビューしていないため、流通にも出ていないのに、です★これは慎さんの誕生日とダブルでおめでたい話ですね
ちなみに、聖さんのデビューCDは来春にメジャーから出される予定だそうで、私は今から新曲が楽しみでしょうがないです♪
さて。
おめでたいお話の後に暗いお話はちょっと気が引けてしまうのですが…ここからは動物看護師のタマゴとしてのお話を書きたくて。
動物看護師という職業は、常に笑顔と涙と隣り合わせなお仕事なんです><
今週もあっという間に一週間が過ぎ去っていきました今週は怪我でしばらく休学していた同級生が無事復帰し、看護科三年生はまた4人で頑張っています。
しかしそれでも日々忙しく…。入院動物も含め、最近看護科の動物が多いのもその要因のひとつ。(そのうち看護科動物の紹介日記でも書こうかな★)
看護科で現在お世話しているコの中に、今週仲間入りした「みさわ(仮)」という仔猫がいます。
みさわは生後3か月くらいかしら、とっても甘えんぼでおっとりした男の子。
非常勤講師として週に数回看護科に授業に来て下さる獣医師のO先生が連れて来ました。
なんでも、元々捨て猫か迷い猫でO先生の病院に連れてこられたこのコ、無事見つかった里親に先生が引き渡したところ、「鳴き声がかわいくないから」との理由から、数日か数週間で返却されたようなのです。
詳しい話はわかりませんが、あまりにも悲しいお話。。。
しかも、ひげもハサミか何かで切り落とされてしまっていて、不格好。(猫や子犬はヒゲ切りしてはいけないんです。。)
そしてみさわが連れてこられたときにレントゲンを撮ったところ、胸骨(みぞおちから上に伸びる骨。左右の肋骨の間にあります)が完全に骨折していました。折れた胸骨は外から見てわかるほど、そして抱っこするとゴリゴリと簡単に手に触れるくらい出っ張っていますが、それをいくら触ってもみさわは痛がる様子もなく…。おそらく骨折してからしばらく時間が経過してしまっていて、癒着しているよう。。。
でもなにより悲しい事実は、
「FIP疑い」
FIP=猫伝染性腹膜炎。(以下他サイトからの引用)
FIPの特徴的な症状には、「ウエットタイプ」と「ドライタイプ」という二つの型がある。症例の多い「ウエットタイプ」は、発熱や下痢、貧血などとともにおなかや胸にひどい血管炎を起こし、腹水や胸水がたまっておなかが膨れたり、呼吸困難がみられる。「ドライタイプ」は、おなかの中にリンパ腫のような、大きなしこりができる。さらにこのタイプは脳内に炎症を起こして、麻痺や痙攣などの神経症状を引き起こしたりすることもある。ともに発症すれば助からないケースがほとんどだ。 猫伝染性腹膜炎(FIP)の根治療法はない。いったんFIPが発症すると、インターフェロンやステロイド剤を投与して症状を緩和する対症療法しか方法はなく、ほとんどの場合助からない。特に子猫では致死性がきわめて高い。
胸骨がおかしいということでみさわの腹部をレントゲン撮影した際に腹水の貯留が認められ、また症状からもFIPの可能性は非常に高い。
ちなみにFIPの発症率は低く、感染猫中の数パーセントだとか。。。
ただし、発症してしまえば仔猫の助かる確率は低い。
発症さえしていなければ、、、と思う。みさわはこんなに可愛くて性格もとっても良い子なのに…。
でも今はまだ毎日元気にごはんを食べてくれてる。もしかしたら…とも思う(>_<)
他のコにうつったら大変だから、今みさわは隔離室。触った後は消毒とかが必須。だけど、甘えんぼなあのコが、少しでも幸せに居てくれたら…と思うから、可能な限り可愛がってあげたいな。。
そして来週もまた、みさわが頑張って生き抜いてくれますように…。
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今日は私の学校生活について少し書きます。
私の通っている専門学校は、在学期間が二年間の専修科コースか、三年もしくは四年間の研究科コースが選択できるようになっています。半分以上の生徒は二年で卒業、就職します。
そしてうちの学校は今年度から姉妹校と合併したため、夏休み明けから後輩の一年生二年生は一気に増え、看護コースだけで少なくとも150人以上…。
現在、看護学科最上級生の三年生は私を含めて4人。そのうち一人は怪我のため現在休学中。つまり今はたったの三人で150人以上もの後輩を見ているわけですね
例年なら三年生は10人以上いるものなのですが、今年は運悪く。。。。orz
三年生は朝夕の看護科動物のお世話の指導や、休み時間や放課後の診察補助(獣医師もいるので、動物病院としても機能しているんです)、毎日の掃除チェックや戸締まりの確認などなど、とにかく仕事がたくさんあります
でも、実際の動物病院と同じようなこともできるので、前向きに考えれば良い経験…><
例えば昨日は。
学校犬のピエールくん(トイ・プードル)の股関節脱臼の手術がありました。
手術前の準備から術中の獣医師の補助、術後管理は看護師の仕事です。
今回の股関節脱臼の手術は実は私も初めて見たし、普段行われる避妊去勢などの手術よりも難しいものでしたが、無事成功しました★だいたい一時間弱くらいかかりました。
さすがに手術中の写真は刺激が強いので(笑)、術後の傷痕。
ピエールくんは、本来なら骨盤のへこみにはまっているはずの太ももの骨(大腿骨)付け根の「大腿骨頭」という部分が、外れてしまって戻らなくなってしまっていました。(こういう関節の病気は、遺伝的、犬種的な影響が大きいです)
今回の手術では、その大腿骨頭を切り取りました。「えっ、いいの?」と思うかもしれませんが、大腿骨頭がなくてもちゃんと歩けるようになるし、むしろこのままだと骨同士がこすれて痛いので切り取ってしまうのです。
これが切り取った大腿骨頭↓↓(苦手な人いたらごめんなさい)
麻酔から覚めたピエールくん。よく頑張りました★
手術の後は、お薬の準備も私たちのお仕事。獣医師の指示通り、間違いのないように準備します。
ちなみに看護科の薬品棚。これ以外にももっとお薬はありますし、実際の動物病院はもっと多いです。
ピエールくんの方が終わった後は、他の学校犬の補液の準備。
これはビタミン剤が入っているので、こんな黄色をしています。
カルテの記入も忘れてはいけない仕事。そのためにもカルテ用語を覚える必要があります。
これらは動物看護師の仕事のほんの一部に過ぎません。
まだまだ「動物看護師」という職業の存在や内容が知られていない世の中なので、こうして少しでもみんなに動物看護師について知ってもらえたら嬉しいです♪
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